これ誰が興味あんねん!

情報の垂れ流しと知識だけの蓄積はもういらない。思考リハビリの開始です。 誰が興味あんねん!

目標達成に期限をつける

今まで、「夢に日付をつける」とかいう類のことがすごい嫌いで「へっ!」という風に思ってました。


なぜ嫌いか?


それは達成できなかったら恥ずかしいからです、もっというとダサいからです。(それがダサい)


もちろん日付をつけるとなると、「その日までにやります!」と宣言してるようなものなので、人に言ってる場合はもう最高にダサいですし、人に言ってなかった場合でも自分が自分に失望してしまいます。特に後者のダメージって結構でかくて、やっぱり自分のことを信じてあげれないことって負のエネルギーしか出ないんですよ。だから嫌い、イヤ、傷つきたくない、いや子供か!笑。


んでその夢に日付うんぬんかんぬんが、実は目標達成に期限を区切らないっていうミニマムなとこにまで、僕の癖として出てきておりました。


こんなんやりたい、あんなんやりたい!!それに皆を巻き込んでいく。

これ結構上手です。

じゃあ具体的にいつまでにやる?

、、、、まず、ちょっとコンセプトをもうちょっとしっかり練りましょう。


こうなりたいんです!こんな人間になっていきます!それに周りが感心する。

これも結構自信あります。

じゃあいつまでにそうなる?

、、、、もうちょっと目的から考えていきますわ。


僕はまさしくこれです。はたからみたらめちゃダサいやつ。笑。


ある本で読んだのですが、歴史上の成功者は「これが成功する」と目標が定まった瞬間に成功までの道筋が頭の中でリアルに思い浮かんできたそうです。


そんなことまで、できるようになるとは思いませんが、「こうしたい」「ああしたい」「こうなりたい」「ああしたい」と思った瞬間にセットで「いつまでにそうなる」の期限を考えて、そこから逆算して今からそこに向けて何をしないといけないかを決めていく訓練をすることで、いつかその域に達するようになるのかもしれません。ようは目標達成も期限とそこまでのスケジュールを決める訓練で達成する、成功する確率が上がってくるのかもしれません。


そこで成功でもしようもんなら、夢に日付をつけていくんでしょうね。


小さなレベルから僕にはこうしたい、ああしたいがあります。その時にセットでその目標に期限を区切ってそこまでのスケジュールを決めていくことを今年はやっていきます。


色々経験するにこしたことない

2017年初投稿です。月末にでもなると新年感は全くないですね、一瞬で1月が終わりました。たった1カ月ですが、内容の濃い1カ月でした。学びが多かった。今年も懲りずに振り返っていきたいと思います。


先日新たな子供向け商品の打ち合わせをしていました。僕は結婚して5年、子供が産まれて3年になるのですが、その時周りにいた人たちはまだ結婚しておらず、当然子供もいない人たちばかりでした。(そもそもまず子供用の商品で子供いないメンバーが過半数で間違ってるやん、という話は置いといて)


僕は、そういう時に子供がいることで不便に感じていること、もっとこういうものがあったらいいのにな〜こういう仕組みがあればいいのにな〜が経験則から語れるのですが、僕以外の皆は、経験則からではなくあくまでも予測でしか語れません。


自分で言うのもなんですが、そのトピックに関して話せる量がまず違うし、話せる質も違ってきます。それは経験してるからです。


そんなことを話しながら、嬉しいこと、楽しいこと、極力経験したくないですが、悲しいことも辛いことも色々経験するにこしたことないなぁ〜と思いました。


新たな世界に飛び込んでいくこと恐れたらあかんですね、今まで経験してないことを経験していくことで、語れることが増えて人間の厚みが出てくるのでしょう。


嫌いな人とご飯にいくことも新たな経験になるのかもしれません。


毎日1つ、過去に経験したことないことを経験しないとですね。







12月の振り返り

2016年があと2時間近くで終わりです。最後一気に5本書き切りました。去年から続けているこのブログもこれで120本目です。いやー去年も同じようなこと言ったかもしれませんが、この飽き性の僕がよく2年間も続いています。特に今年は自分の仕事用として1ヶ月ごとの振り返りとしてこのブログを利用させていただきましたが、振り返ることも出来るし、このブログがあることで日々ここに書けるネタはないかと日々のことにもアンテナが立ちました。来年も引き続き毎月5本書いていきたいと思います。最後の振り返りです。

 

■仕事上で任されている領域の販売目標達成

【1月】これ自体の目標は達成できなかったのですが、これに向かうためのプロセスは良かったと思っています。少し見る視点が変わって新たな指導や提案が出来るようになりました。体のことも少し勉強し始めていることもあって、今年中には更に新たな指導が出来ていける気がします。ただ、自分的には去年からやっていることの継続的な行動になるので、新たなことにチャレンジしているような気がしません。そこで自分のモチベーションが少し下がってしまったのかもしれませんが、まだ目標は達成できていませんし、指導力こそ自分の強みだと思っておりますので、今回出来た指導の検証を2月はしっかりやっていきます。

 

【2月】今月も目標を達成することはできませんでした。なかなか高い壁です。ただ昨日ブログにも書きましたが、「営業の成果=営業の質✖️接触回数」を自分の仮説とするならば、接触回数を増やすことで営業の成果が上がるかもしれません。今まで質ばかりにこだわり接触回数に重きをおいていませんでした。訪問だけが接触ではありません、様々な接触方法で接触回数を増やし、販売目標を達成したいと思います。もちろん営業の質も高めていきます。

 

【3月】目標にはあと15%足りませんでしたが、店頭が厳しい3月にしてはよく売っていただきました。2月にした振り返りで接触回数のことに気付いたのが功を奏しました。そして接触回数を増やせば質が上がっていくことにも気付きました。1月、2月と指導してきたことを形にして、4月はどんどん落とし込んでいき、4月こそは目標を達成します。

 

【4月】今月も目標にあと15%足りませんでした。4月も地震がありながらよく売っていただきました。あともう一息なんですが。。なかなか目標達成の壁を超えられません。新たな売り方を5月に導入していくのでそこでの売り方にしっかり注力して営業活動をして参ります。

 

【5月】なんとか目標を達成しました!!!4年間ずっとこれを目標にある商品の販売を深く深く掘り下げてきたので感慨深いものが…ある…はずなんです、が、その商品に対しての仕入れを小売り店が制限するとのことで、前が売れているのだが、仕入れが思いっきり少なかったので盛り上がらなかったことは否めません。我々もやはりこれを飯のタネとして食っている以上、製造メーカーは仕入れを起こしてもらってなんぼです。その商品に関する発注でここまで発注がすくなかったのは初めてです。それのせいで売上予算も行かなかったので本当に悔しいです。

 

【6月】5月とは反転、目標未達成です。まぁなんのイベントもないような月でしたので来月に期待します。冒頭にも書きましたが、意思疎通をうまくするだけで上がる売上ってなんぼでもあります。そのために大事なのはその組織の中で一番上に立つ人の意識です。その人が意思疎通を行えるベースを作れれば売上は自然と上がっていきます。ですのでそこにアプローチできるような指導ができるようになってイベントごとがない月でも目標達成できるようにしたいです。

【7月】過去最高記録を更新しました。三連休があったのと得意先がキャンペーンを組んだことが功を奏しました。しかも得意先が売れただけでなく、きっちり得意先の在庫も減らしながらの達成だったのでうちにも売上がきっちりと回ってきました。8月もお盆がありますし、この調子でいってほしいです。僕は熱く語ることを続けていきます。

【8月】7月を更に超える過去最高記録を更新です。お盆休みに売上を稼げたことが功を奏しました。1月からの振り返りを読んでいるとこの半年で見違えるほど営業内容が変わっているなと感じました。小売においては商材がいの一番に大事ですが、その商材を伸ばすためにはメンバー間の連携が何よりも大切です。そこを改善するだけでも売上が上がることがわかった8月でした。大きな休みもない、キャンペーンもない9月が本当の勝負月になりそうです。

【9月】目標は未達成でした。大きな休みもない、キャンペーンのない勝負月と言っていましたが、やはり何もないと達成できませんでした。となると、まだまだ自力がついていないということですね。悔しい。売りが先行してしまうと、どうしても人は自分が消費者だったらどう思うか、という視点を忘れるようです。店としてどうあるべきか、どういう対応が人を不快にさせないか。そもそもどういう理念のもとお客様に商品を紹介するのか。結局こういう部分が、売上に響いてきます。またリピーターにもつながります。こういった部分とも折り合いをつけながら、10月は再度目標を達成したいと思います。

【10月】10月も未達でした。目標に対して92%の達成。あと8%足りませんでした。達成できない要因は9月と一緒です。上っ面だけでお客様に販売しているので既存店の落ち込みが激しいということ。ようはリピーターが増えていないわけですね。その場しのぎだけ、その時だけの売上を作ろうと思えばあらゆる手を使えばできます。でもそれはその時だけです。そういうところが今後もジワジワ効いてきますのでいち早くそこを改善できるように、11月も動いていきます。かなり時間がかかりそうです。

【11月】11月も未達でした。現場の力だけで販売を伸ばしていくには限界があるのでは、と思った1カ月でしたね。やはり、もっと認知を上げていかなくてはいけないです。製品ライフサイクルというものを実感しています。とはいえども現場で出来ることはまだまだあります。12月はそこにヌケモレがないようにしっかりとやっていきたいと思います。

【12月】12月はキャンペーンの効果もあり、達成しましたが結局この1年間キャンペーンのない月に目標を達成することが出来ませんでした。数字が上がらないのでこの1年色々な戦術を考えてきましたが、戦術よりも大事なものがやはり目的。なぜこの数字を達成しなければならないのか、そもそもなぜこの商品を売らないといけないのか。12月中にそこがしっかりと定まったので引き続き来年も目標を達成していきたいと思います。 

■交渉力、商品知識力、社内知識力のレベルアップ

【1月】これが全く出来ませんでした。レベルアップも何も一歩も進んでいない。この能力を一気に3つレベルアップしようと思うと、本部商談が大事だということがわかっているのですが、1月は正月挨拶の1度しか行けませんでした。特に1番欲しい交渉力をつけようと思うとその機会を増やさなければならないのに…。反省です。

1、まずは商談うんぬんなしにしても、本部に行く回数を増やす。

2、行く回数が増えれば何かしらの商談が増える。

3、商談が増えれば、商談内容に応じた商品の知識が必要になるので勉強をする。

4、商談が増えれば、商談内容に応じた社内折衝が必要になる。

5、それを繰り返すことで商談回数が増えていき全ての力がレベルアップする。

上記5つの単純なステップです。重要なのは1です。行く回数を増やすこと。スケジュールを確認し、1月1回だったのを4回に変えます。

 

【2月】これは1月の振り返りが確実に生きました。

1、まずは商談うんぬんなしにしても、本部に行く回数を増やす。

→2月は週1回の4回本部に訪問しました。

2、行く回数が増えれば何かしらの商談が増える。

→やはり仮説は正しく行く回数が増えれば何かしらの商談がありました。

3、商談が増えれば、商談内容に応じた商品の知識が必要になるので勉強をする。

→その通りです、勉強しないと商談できないので勉強しました。

4、商談が増えれば、商談内容に応じた社内折衝が必要になる。

→確かに社内折衝が必要になりました。

5、それを繰り返すことで商談回数が増えていき全ての力がレベルアップする。

→1ヶ月ではわかりませんでしたが、確かにこれを繰り返すことで自分が求めている能力はレベルアップすると思いました。

 

とにかく3月も2月の継続をすることが何よりもの課題になります。

 

【3月】交渉力がついてきているかもしれません。本部商談もそうですが、接触回数を増やすことで色々と話す機会が増え、交渉に勝つことが増えてきました。最近意識していることが、接触する前に頭の中で一通りの戦略を考えてから臨むことです。これをすることで、勝ち負けに関わらず振り返りが出来て力をつけることができます。4月も引き続き継続していきます。

 

【4月】4月の振り返りは以下ブログに書いた通りです。

ketuketu.hatenablog.com

 【5月】今振り返ると、この3つの力が着実に伸びているかもしれません。交渉力に関しては今月長期でやっていた商談にカタがついたのですが、僕が理想としていた着地点に持っていくことができました。自分の中ではこれ結構すごいし、嬉しいです。商品知識力も商品に対する点たちがちょっとずつ線になっている感じがしました。それに伴い、社内に色々聞くことがあるので社内知識力のアップにつながっています。来月も本部商談が多いのでまだまだこの3つの力は伸ばせていきそうです。日々交渉交渉です。どんな闘いにも負けない闘い方をしようと思います。

【6月】ここが5月に続き着実に力になってきていて、レベルアップしていることを感じれます。「有形なものを作れてこそ」でも書きましたが、この力を更にレベルアップさせるためにも「最後までやり切ること」が本当に大切です。この半年間でそれをやり切ることができたという成功体験があればもっともっとチャンスの場は広がります。切実に自分が企画した商品が世に出て行ってほしいです。

 

【7月】点と点が線でつながってきた感覚があります。やり遂げることを意識してから、社内とのコミュニケーションが増えましたし、増えるということは商品の知識も増えてきますし、そういうネタができると社外とも交渉するケースが増えてきます。1月から意識してきたことがつながり始めて今がある感じがするので本当に嬉しいです。商品を世の中に並べるためには最後の交渉が大事。そこに対しても熱く語っていきたいと思います。

【8月】7月に提案したものが、棚上げになったり夏場所最後の売り込みをかけた営業活動をしていたことからなかなか意識が出来ませんでした。ここ最近いい具合にこの能力が伸びていたのに自分自身に残念です。9月からまた提案活動が多くなっていくので再度意識していきたいと思います。

【9月】8月があまりにもこの目標に対して不甲斐ない結果となってしまったので、意識をして取り組みました。交渉でも得意な交渉と得意ではない交渉があるようです。圧倒的に知識量の差がある人との交渉が苦手だと気付きました。これは僕に限らずなのかもしれませんが。なので、そういう戦いが予想される場合は、大量の準備を行うのですが、それが自然発生的に交渉がスタートすると全く太刀打ちができなくなります。これどうするべきかなと思いましたが、やはり日々の知識の習得とそういう場数を踏んでいく経験を積んでいくしかないです。あとはその交渉の振り返り。残り3ヶ月、振り返った時に1月よりもこの能力が全て伸びていることを祈ります。

【10月】商品知識力がかなり上がった月でした。というか商品そのものの本質は何かということを考える月でございました。これはそもそもどういう目的で作られているのか、そもそもその目的を達成することでお客様にどういうメリットが生まれるのか。「そもそも」という風に商品を考えるようにしました。そしたら膨大な今まで自分が思いもしなかった知識がいっぱい出てくるようになり、商品知識自体が強くなってきた気がしました。この部分をこれからあげていくことでさらなる交渉力のアップにつなげていきたいと思います。

【11月】交渉力が上がったなと思います。昨日のブログにも書きましたが、嫌いなバイアスを外すと正常な判断ができる。ということがわかったのが僕にとっては大きかったです。その方をいい練習台として、考えながら交渉を組み立てていきたいと思います。交渉はどんな小さなものでもなめとったらあかんし、出来る準備は全てしていくことが大事です。12月も怠らず。

【12月】12月はなかなか交渉する機会がなく。ただ社内にも社外にも小さな交渉事でも頭の中でイメージを描いてから臨むことができるようになりました。この能力は今年1年意識して取り組んできて本当によかったです。今までいかに何も考えずえいやーで飛び込んでやってきたか。ただここも目的が必要でした。なぜ交渉力を鍛えないといけないのか。先輩に負けているからとかいうのは確かに目的になりますが、ブレますね。目的が弱いからブレる。引き続きこの力は伸ばしていきます。

 

12月は来年の目標を考える年にしようと思って臨みましたが、目的を考える12月になりました。それはまた1月のブログで書こうと思いますが、目的から降りてくる目標は今年たてた上記2つと全然意識が違いました。この1年成長はしたなと思いましたが、具体的ではなかったですね。それは何度も言いますが目的・軸が定まっていないから。そんなことにというかそんなことにどころではないですが、凄く大切なことに気付けました。ありがとう2016年。

 

どこの誰が見ているかわからないこのブログでございますが、アクセス解析をしていますと毎日誰かが見てくれています。そんなあなた。稚拙な文章で自身の振り返りばかりで全く見る人を無視しておりますが、見ていただいてありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

 

メーカーは小売が作れないものを作らなければならない

この1年自社商品で、重点的に販売していただきたい商品を販売して頂く為に、色々な店を回って販売のことを勉強し、指導してきました。本当にそこに重点を置いた1年でした。それをすることで、1年間で販売数量はめちゃくちゃ伸びました。

 

でも、そもそも1年間も販売してもらう為に色々な店を回って販売してもらうことが製造メーカーがメインでするべきことなんだろうか?という疑問が頭の中に出てきました。

 

小売というのはいわば販売のプロです。プロじゃない人もなかにはいるかもしれませんが、ほぼ365日店頭に立って販売している方々なので、そのうちの半分も店頭に立っていないメーカーの人間よりも、お客様のことをもの凄くわかっています。もう何年も前からの話ですが、そんな小売店も販売だけではなく、自分たちでお客様のニーズを生かしたモノ作りをして、そのまま自分達で販売していくというSPAが益々主流になってきました。アパレルを中心にそういう動き方が多かったですが、アパレル以外でもそれが主流になってきています。斜陽産業の我々ですらです。

 

単純に10年後を考えた時に、内需だけで考えると「人が減る」というところに端を発して、小売りはSPAでないと生き残っていけないと思うし(もちろんその中でも競争がある)、それが正しいとすると製造だけしかできない製造メーカーはこのままではどんどん減少していってしまうのは目に見えています。

 

そうならない為にも、製造メーカーが川下に降りていき、SPAの本来の言葉の意味である製造小売りになることは必須です。という意味では今僕がしている仕事はノウハウを吸収できるので、メインでしていて問題はないと思いますが、先ほど書いたように365日売り場に立っている人にはかないません。現場感覚でそれはまぁ思考が全然違います。それよりもそうならない為には、製造のプロとして小売りが作れないものを作る、ということの方が大事です。川上の川上であれば、それしか方法がないかもしれないので当たり前の話かもしれませんが、川下に近い川上は急務です。

 

今まで10年間仕事をしてきて、ずっと製造メーカーは川下に降りていかないと生きていけないとしか思っていませんでしたが、僕らの業界ですら川下から川上に来ることが主流になってきている今、それと同時平行で営業でありながら「モノ作り」のことも考えていく2017年にしていきます。遅いかもしれませんが、危機感もって2017年仕事をしてまいります。楽しい。

自分の持ち物をよりよくするものに対価が支払われる

僕の得意先のある店長さんなんですが、とにかくよく売ります。お客さんが少なかろうが、全く買うつもりがなさそうであろうが、とにかくよく売ります。

 

で、僕の経験上ですがよく売る方というのは、クレームがつきものです。やはり売っている量が多いこともあると思いますが、無理やり売っているから売れているのであってクレームになるのは必然であり、、、というかなりの偏見でございますが、笑。でもあながち当たっていないことはないと思われます。(まぁそういう類の方はクレームが来ても何とも思っていない。)

 

僕が言っているその店長は、よく売るにも関わらずクレームもほぼ0。むしろその人から買ったお客様とはとてもいい距離感の関係になって追加で提案する商品なんかも買ってもらえたりします。

 

聞いてみました。なぜそんなに売れるのか。満足度が高いのか。

 

自分が持っているものを「よりよくする、向上する」というススメ方がポイントですよ

 

とのことでした。なんかよくわからない。笑。

 

いやだから、自分が持っている物の機能がよりよくなるのであれば買いませんか?

持っている車の燃費が上がるパーツがあれば買いませんか?

ご自宅の寒い部屋を暖かくしてくれるものがあれば買いませんか?

ご自宅のふとんの寝心地が更によくなるものがあれば買いませんか?

 

なるほど。なんとなくわかる。笑。

 

もちろんその人の悩みや、短所を補うことにフォーカスした接客も行いますが、その店長はそれよりも今の現状をよりよくするという接客の方が圧倒的に多いんだそうです。というのも確かにそういう言い方で接客すると、マイナスな言葉が出てこないし、悩みのない人にも販売が出来るようになります。悩みを持った人にフォーカスする接客はその悩みがなかった時点でジ・エンドです。本当にジ・エンドです。そんな経験何回もしました。悩みを持っていない人でもその商品はその人をよりよくできるのに、です。売ろうとすると確かにそういう接客になりますね。お客様のことを考えると、よりよくするは買おうが買うまいが全てのお客様に共通してその商品の良さが伝えられます。

 

追加で買ってもらうことが出来るのも「以前買っていただいた商品がより生きる商品がこれなんです」という言い方をしているからお客さんも抵抗感なく聞いていただけるんですね。

 

もちろん、「よりよくできるという商品である」ということが大前提です。その店長に自社商品を販売してもらおうと思うと、よりよくできる商品であるという確証がないとなかなか販売してもらえません。そう考えると本当にいい商売をされているなと思います。

 

損得勘定を抜きにして目の前のお客様が、いかによりよい生活を送ることが出来るか。それをお客様にしっかり伝えられたものに対価が支払われるんだなと思いました。

 

 

家計簿をつけるのめっちゃ大事

うちの家は結婚した時から、嫁さんにお金の管理=家計簿をつけることを任せています。理由としては僕が独身時代の金遣いが荒かったからです。独身時代のこのお金の遣い方であれば、間違いなく僕が管理すれば家庭が崩壊する!そう思っていました。

 

約4年間お金の管理を嫁さんに任せていましたが、本当に任せている状態でした。月々の公共料金がどれぐらいかかっているかもしらない。各種保険料も把握していない。食費は?日用品費は?というかそもそも毎月貯金とか出来てんのか?そんなことぜーんぶ任せっぱなしにしておりました。非協力的な最悪な旦那です。(やのにたまに欲しいものがあってお小遣いが足りなければせびったりしていました)

 

そんなある日遠回しにお金が貯まっているか聞いたところ、その言い方が遠回しどころかすごい嫌らしい言い方だったようで「それやったらあんた家計簿やってみいやっ!!」という思わぬ事態になってしまいました。笑。そんなつもりはなかったのですが。まぁでもそこで「引き続きやってよ!」みたいな反論をしてしまうと、間違いなくケンカになりそうな勢いでしたので、やることになってしまいました。

 

独身時代からこの4年間を経て変わったところと言えば

・お小遣い制になり金遣いの荒さがマシになった

・子供が生まれたので、将来を見据えて本格的にお金を貯めなくてはいけない

この2つです。

 

以前ほど金遣いも荒くないし、しっかり出来れば家族のためになるなぁと思って、嫁さんの今までの家計簿を見させてもらって以下の点を改善しました。

1、手書きからパソコン管理

固定費なんかは毎回同じ金額だし、数式を入れれば合計金額なんかもすぐに出るので効率化のためにパソコン管理に変えました。

2、支出の項目をより細かく

以前まで書いていた家計簿を見せてもらうと、支出の項目が結構大枠でくくられていたので、その月に何にどれぐらい使って家計に貢献・もしくは圧迫しているのかがわからなくなっていました。支出の項目を細かくすることで、どれがいい意味でも悪い意味でも、その月の原因になっているかがわかるようになりました。

3、貯金したい額を給料から家計簿上天引き

何年までにどれぐらい貯めたいかという目標を定めてから、毎月貯金しないといけない金額を割り出し。家計簿上だけですが、その金額をもう収入からあらかじめひいておきます。そうすると必然的に残りの金額でどう暮らしていかないといけないのか、ということがわかるようになり節約につながりました。まぁ実際に天引きするのが1番いいんでしょうけどね。それはまた来年にでも。

4、月末に締めるのではなく、週末ごとに締めて夫婦で報告会

今まで僕が非協力的だったこともあり、月末に全てをひっくるめて家計簿を締めてくれていました。そうなるとリアルタイムで、どれぐらいお金が貯まっていて、どれぐらいお金が減っているかわからなくなるので、週ごとで締めてその時に「今月は支出する量が多めになってるから来週からちょっと抑えていこう」みたいな報告会を夫婦でするようになりました。

 

この1〜4をやって、家計簿生活3ヶ月目ですが、、、、

めちゃくちゃ楽しい。ゲームみたい。笑。お金の流れが見えてサラリーマンながらに自分の会社を経営しているかのような感覚に陥ります。嫁さんも2人で報告会をしだしてから、夫婦で一つの目標に向かって協力しているみたいですごく楽しい!と言ってくれるようになりました。ある意味遠回しに嫌らしいこと言ってよかった。笑。

 

家族という点を除いて、個人的に家計簿を通じて1番感じられたことは、100円でも200円でも1000円でも1万円でも10万円でも、そのお金はその家族(個人)にとって非常に大切なお金だということに気付けたということです。目の前で自社商品を買っていただけるお客様に感謝の念を持てるようになりました。

 

その100円がその家族にとってはめちゃくちゃ大きい支出かもしれない。その10万円が家計を圧迫するかもしれない。それを払ってでも買ってくれたものは、失敗が許されないと思うのです。だから買ってくれた人には本当に感謝。信じてくれたわけですから。やっぱり人間は1円でも対価として払っているものに対して損はしたくないものです。家計簿をつけ始めてから自分でも凄く思います。お金を祖末にしちゃいかんなと。祖末にしたらしただけ本当にお金が貯まらない。

 

家計簿を通じて皆さんがどんな感じ方をするのかはわかりませんが、とにかく家計簿をつけるのはめっちゃ大事です。特に家族を持っている男の人。週末1時間だけ費やしてみてください。商品を販売するにも、どういうお金の流れになっているかが理解できて仕事に活きるかもしれませんよ。

 

目的の大切さ

全くそんな感じがしませんが、今日で2016年がおしまいでございます。友達と会ったり大掃除をしていたりと、あっという間に大晦日に来てしまった感じです。2016年最後のブログを書き連ねていきます。12月もなかなか学びの多い月でございました。

 

11月から僕が持っている得意先の中でも、関東にある3エリアを中心に営業をしておりました。1エリア大体7店舗か8店舗ありまして、12月はそのエリアごとの会議にも出席させていただいておりました。そこでわかったことは、軸と言いましょうか、芯と言いましょうか、綺麗に言うと目的と言いましょうか。そこがしっかりと共有されている組織は強いなと思いました。

 

3エリアの中でもずっと成績のいいエリアがあります。そのエリアはまさしくそれ。エリアのリーダー自身が、その会社で働くことに対しての目的をメンバーに落としており、メンバーたちもそれを共有・共感することから、成績がいいだけではなくやりがいを感じているようにも思います。

 

他の2エリアはそれがないから、戦術レベルのことばかりを話します。なので目的が定まっていない状態が続き(ブレて)結果がでない。結果が出なければ人間どうするかというと、また違う戦術のことを話す。またブレる。結果が出ない。それの繰り返しになる姿をその2エリアで目の当たりにしました。そもそもリーダー自身が目的を持って働いていません。そうなれば他のメンバーも目的を持つことが出来ないのでブレていって結果がでなくてモチベーションが下がってやりがいを持って働かなくなります。

 

リーダーになる人間としては絶対にここは必須ですね。実際よく出来る僕の上司も、しっかりと自分の会社で働く目的を持っています。なので商談や提案、我々に対する指示もブレません。ブレているのかブレていないのかの基準が出来るからでしょうね。

 

こんな簡単なこと10年働いてきて気付かなかった僕が恥ずかしくなります。

12月に気付いたことに良しとしましょう。

 

このことに気付いてから、自社も含めた色々な会社の経営理念を読むようになりました。(自社の経営理念ぶっちゃけ知りませんでした。笑。)独立せずに会社勤めの方で、目的を持てない人はまず会社の経営理念を意識した働き方をするべきですね。自然とその経営理念が自分の目的になって、仕事の仕方が全然変わります。

 

今からしっかりとその目的を考えその目的に沿った行動をしていきます。リーダーとしての必須の能力身につけていきます。