これ誰が興味あんねん!

情報の垂れ流しと知識だけの蓄積はもういらない。思考リハビリの開始です。 誰が興味あんねん!

文字に残す

先日直属の部下ではない後輩からたまたまこんなことを言われました。

 

「こないだ◯◯に書いたフィードバックの紙あるじゃないですか?こないだたまたま◯◯に見せてもらったんですけど、何か自分に言われているような気がしてめちゃくちゃ気合い入りましたわ!」

 

この話は「フィードバックの紙」という、うちの課の新入社員に対して2ヶ月に1回、良かったところ・悪かったところ、今後2ヶ月どういう方針でやっていってほしいか等を書いた紙を、その新入社員がその紙を同期の子に見せていたという話です。

 

おい!何勝手に見せてるねん!笑。

という話ですが、そうやって言ってもらったことに対して凄く有り難みを感じると同時に、文字に残す場合は慎重にしていかないとと思いました。

 

文字に残した物が、意図していない人物の目に入りモチベーションが上がるということは本当にいいことだと思います。今回の場合意図していない人物は、基本的には同じ会社に属している人が多いので、共通語も多いし、身近な人が話す・語ることから読んだ当人も入ってきやすいからです。単純にこういうことが増えていくと、会社の組織力がアップしていくと思います。見ていいもの・悪いものいっぱいあると思いますが、組織が大きくなればなるほどモチベーションを上げるであろう事例は共有する必要があるなと感じました。

 

一方では今回たまたまモチベーションが上がったと言ってくれていますが、例えばそれが下がっていたとしたならば。。昨今何でも「アップ」できちゃうものですからハラスメント系のことが書かれていてアップされたならば。。これはこれで組織にとっても個人にとっても大問題です。今回も簡単に書いたつもりはなかったですし、そういった表現もなかったかもしれませんが、常にそういうリスクが1%でもあると意識して書いていかないと、その子だけを見てそこに没頭するだけでは「文字に残す」ということに関しては危険を含んでしまいます。

 

こういうブログもある意味気をつけないといけない部分はありますが、今回のケースは書いた主がわかっている以上ブログよりも慎重に、かつ意図していない人物にも響くように文字に残していくよう意識したいと思います。