知ってると奥深さは違う
全ての仕事において、特に接客を伴う仕事において、購買を決定する要因として大事なことは3つあります。サービスではなくモノに限定するとこれです。
・価格
・デザイン
・機能
自分の身の回りの買った理由を上記3つに置き換えると、必ずどれかには当てはまるのではないでしょうか。
その中でも接客を行うにあたって「機能」を伝えることが1番大事になります。価格は見てもらったらわかるしデザインだって見てもらったらわかる。でも機能は見てもらってわかるものでありながらも、奥深く伝えることのできる要因だからです。その奥深さが伝われば価格価値もわかっていただけます。
上辺だけの機能を伝えるだけではダメです。
・なぜその機能が必要なのか?
・どういう仕組みでその機能を生み出しているのか?
・その機能を生み出すための開発秘話は?
・その機能によってお客様がどうなれるのか?
ここをしっかり話せると、提示した価格に対してお客様が思う価格価値がわかってもらえるというか、上回るわけです。「だからこの価格なんです」と言い切れるわけですね。
逆を言うと上記奥深さのない商品は、お客様に機能の上辺だけしか伝えることが出来ずお客様が思う価格価値が上回らないわけですね。そういう商品ほど無駄に高い。(自社商品も含めて)
商品はただ知ってもらうだけではダメなのです。機能を通じてその奥深さを知ってもらうことが大事なのです。よっぽど話が長い人でない限り、機能の奥深さをしっかり「わかりやすく」伝えることのできる販売員は絶対に売れています。
そんな商品を生み出せるような人間になりたいし、機能の奥深さを話せる人間にもなりたいなと思いますし、そういう人を育てられる自分になっていきたいと思います。