これ誰が興味あんねん!

情報の垂れ流しと知識だけの蓄積はもういらない。思考リハビリの開始です。 誰が興味あんねん!

ロールプレイング

社会人8年目にして恥ずかしいですが、ようやく「ロールプレイング」の大切さがわかってきました。とおもむろに書きましたが、最近日々の生活は陣地取り合戦だなぁ〜と思うことが増えてきました。それは日々の夫婦生活から、友達との関係、仕事における得意先との商談まで全てにおいて、自分が心地よい陣地を取る為の陣地取り合戦生活。まぁ書いてみるとむちゃくちゃ極論ですが、最近漫画のキングダムや信長コンツェルトなどの時代漫画を見ているとそう感じてしまいます。笑。昔〜現在に至るまで、それが行き過ぎると戦争になってしまうわけですね。自分も含めて人間のほとんどが自分が心地よい生活をする欲求が根底にあるということです。そんなことを考えていると「人間」である自分が気持ち悪くなってきたりする時もあるのですが、その陣地取り合戦における戦争に至る前の手段の一つとしてあるのが、前もブログに書きましたが「交渉」になるわけです。やっと話が初めに戻りました。笑。

 落とし所

僕はどちらかというと、難しいことを考えたりややこしいことに巻き込まれるのが嫌だったので、そういう交渉事は避けてきましたが、自分が心地よく「仕事」をすすめていく上で避けて通れない道になってきてしまいました。社内的にも社外的にも中堅になってきており、もう一段階仕事レベルをあげようとすると、まず基礎的な能力として交渉力が必要になってきます。(いやもう当たり前の話ですよ。笑。)方法論としては前回書いたような、「フットインザドア」や「ドアインザフェイス」などがありますが、こんなものは8年間やってなくて意識し始めたからそれができるようになるのかというと、話が違います。それを身につけるための「ロールプレイング」という名の練習が何よりも大事です。何か交渉事がこれから始まるなと予測できるものに関して、初めは出来るだけパートナーを使って、セオリー通りにすすむ話と逆方向の反対意見を言ってもらってそれに対応する、ということをひたすら繰り返していくとセオリー通りのストーリーと、否定された時のストーリーが構築されていきます。実際の交渉事はそのロールプレイング通りにいくとは限りませんが、繰り返しているとその交渉事の「落とし所」が見えてきます。そこを明確にして交渉に挑むことで本番のストーリーに戦略性が生まれてきます。交渉上手な方はそれプラス落としどころに持っていく為の誘導であったり、ストーリーの構築が瞬時でものすごく早いです。そこのレベルまでにはなかなか持っていけませんが、とにかくロールプレイングを繰り返すことでわかることがたくさんありますし、新たな視点が生まれます。今年中に少しは交渉上手になったなと自分で言えるようにロールプレイングを繰り返していきたいなと思います。