上っ面だけで物事を捉えていても長続きはしない
何が上っ面で、じゃあ何が本質やねんっていう話なんですが。
接客をしていたり、人の接客を見ていたりすると「買っていただいた後」のことがすごく心配になります。
不具合なく使っていただけるだろうか
正しい使い方をしていただけるだろうか
わからないことはないだろうか
なぜ、それが気になるかというとお店は(お店に限らずどの仕事も一緒か)ファンを増やしていかなければ継続的に存在することができないからです。AKBの総選挙なんか最たる例です。ファンに投票していただけないと陽の目を浴びることはありません。
その場だけ売れたら終わりではないのです。色んなお店を見てきましたが、その場だけ売れたら終わり形式をとる店は、年々客数が減っていって最終的にはなくなります。またまたAKBの総選挙が最たる例です。テレビの前だけ笑顔では票は集められません。握手会なんかでいかにお客様から支持していただけるかが票集めのポイントになるかと思います。それができなければ、誰にも知られず卒業です。
なぜならば買った後が、お客様にとって一番大事であるということを気付いていないからです。
なので、販売する時はいいも悪いも適切な情報をちゃんと伝える。情報を伝るためには知識をしっかりと習得する。知識を習得するためには販売する前にその製品やサービスのことを納得いくまで深堀する。
この作業をしておかないと、上っ面だけの出来事になるので絶対的に長続きしません。
本質を知ること、知ろうとすること、探ることが大事です。
今の世の中そんなに甘くはない。売れりゃそれでいいという考えはもうとっくに終わっている。この店ならまた来たいなと思っていただいて、ファンになってもらうことが小売店の本質に近いような気がしています。