教育・指導は難しい
自分とタイプの違う人間を教育、指導するというのは心底難しいと感じた8月でした。
面白くないと言い捨て辞めていく後輩たちや、いつまでたっても仕事ができない後輩たちを外野から見ている時は、
その直属の先輩の教え方が悪いんやろ!
会社がもっと教育に力を入れなあかん!
とか思っていたのですが、いざ自分が教育、指導するという立場になると、まぁ大変。今までディスった先輩たちすいませんという感じです。笑。
色々と合わない組み合わせがあると思うのですが、今僕が直面しているのはポジティブ✖️ネガティブ。僕は何事も基本どうにかなるやろ、やってみないとわからんやんというポジティブタイプなのでネガティブな人間と相対していると、お互いスタミナが持たなくなってきます。
基本周りの同僚からしても、得意先からしても、仕事においてはネガティブな人間よりもポジティブな人間の方がいいと思っていますから、ネガティブな考え方をするならばポジティブになるよう教育指導するべきだと思っています。ただ、ネガティブな人がポジティブな人に、ポジティブになるようアドバイスされても、それが長く続くとネガティブな人間は「ここまで言ってくれているのになぜ出来ないんだろう」とまたネガティブな方向にスタミナ切れを起こしてきます。となると、自分の原体験からポジティブになるきっかけを掴んでもらうためには、いつになるかゴールがわからない道のりが続くのでこちらもスタミナ切れを起こします。
もちろんポジティブ、ネガティブという言葉にも色々なタイプがあるし、そこに対して色んなアプローチを仕掛けていくことが大事なんだろうけど、色々なアプローチを仕掛けすぎると、自分も相手も「ブレ」が生じてきますしね。
この組み合わせがほんまに難しい!笑。
でもこの8月上記のようなこと色々考えた結果、考えすぎたなとも思いました。申し訳ないことをした。教育・指導って難しいんやけれども、色んなことを複雑に言われるよりもシンプルに、簡単に、要点だけを伝えた方が、複雑にされてお互いにスタミナ切れを起こすよりもいい関係を築けますしね。
いい風に人を変えたり、心を動かしたりすることは手間暇かけて育ててようやく芽がでるものですが、悪い風に人を変えたり、心を動かしたりすることは手間暇かけず一瞬で育っていきます。
教育って難しい。でもあの時こういってもらえたから今の自分がある。って教えた子から言われたいのでスタミナ切れを起こさないよう少しペースを落としていきたいと思います。