曖昧にすること
会社の同じチームの後輩からの要望としてこう言われました。
「チームのルールを決めてください」
僕の直属の上司がそういうやり方を好まない?のか意図的にやっている?のかはわかりませんが、今まで僕のチームはあらゆることに対してルールを決めずに曖昧にしてきました。
その場その場の判断で各々が動くような形。
それがその後輩の中で色んな歪みを生んだのかはわかりませんが、やりにくくなってきたのでしょう。
実際僕も場面場面ではそう思っていたので、今回後輩が提案してくれたのには大賛成です。いい風に組織が動いていくと思います。
ただルールを決めることが全てにおいていいのか?それよりも曖昧にすることって悪いことに思われがちやけどほんまに悪いことばかりなのか?そこをしっかりと理解しておかないと組織として同じベクトルを向いていかないと思います。
実際僕はその上司と2人チームでやっていた時から「お前はこの仕事担当とかっていう風にはせーへんからな。担当っとしてしまうとそのことしかわからへんようになるから、気付いたら他のこと全くわからへんようになるで」と言われてきました。まさしく曖昧のメリットとはこの通り。曖昧にすることで色々なことを自由にすることができるので、この4年間で苦手なことも嫌いなことも、そうじゃなくなってきました。本当に感謝です。
でも人が増えてきたり(今は4人)、それこそもっと仕事のレベルが上がってきたりすると場面場面においていい按配のルールを差し込んでいかないと組織は回っていかないことが今回の出来事きっかけにわかりました。
教えてくれた後輩に感謝です。
自由がいいのかルールがいいのか。組織を引っ張る人の価値観が試されると思いました。