これ誰が興味あんねん!

情報の垂れ流しと知識だけの蓄積はもういらない。思考リハビリの開始です。 誰が興味あんねん!

「結局は本人次第」という逃げの言葉

昨日は漫画『キングダム』の発売日。早速購入して寝る前の楽しみにとっています。にしてもコミックスで漫画読む時は、期間が結構空くので前巻の内容を覚えてないことが多いですね。特にキングダムは複雑なんで。まとめ記事っていうのはこういう時に便利ですね。前巻の内容が一瞬でわかる、便利な世の中になったもんです。

 

■逃げの言葉はいらない

前回の記事からの引き続きになりますが、私は今相手企業からの依頼で、売れない店を売れるようにするための教育をしています。もちろん僕なんてただのサラリーマンで、訪問して指導したからと言ってその日から売上が上がるようなスキルは持ち合わせていません。(自信満々に言うことちゃいますが)そんなことは重々承知しているのですが、この活動をしているとよく同僚や先輩からこういうことを言われます。 

 

「結局は(指導されている)本人次第やからなぁ〜」

 

この言葉本当にごもっともなんです。確かになんでも本人次第なんです。その本人の気持ちが変わらない限りは何事もうまくいかないのです。売れてない店は特に。

 

でもその本人次第でやってきて今まで売上が上がっていないわけですよね。相手企業のことなんで、そこまで首を突っ込むことはないのかもしれませんが、この相手先企業が我々の商品を売ってくれることで、その商品の追加発注が来たり、新商品を買えるような経済的な余裕ができてくるわけですよね。

 

そしたらその本人の気持ちを、少しでもいい結果が出るように変えてあげるきっかけを作ることも「モノ」を売るためには大事なことだと思うのです。シンプルに考えることがよいと前回の記事で書きましたが、そんなことまで考えずに、そんな行動力も持ち合わせてないくせに、チャレンジしている相手に投げかける短絡的な逃げの言葉は大嫌いです。

 

「本人次第」だからと言って、「そうですよね、じゃあ意味ないからやめといた方がいいですよね」で終われますかいな。じゃあ対案としてどうやって売ってもらうようにするんですか。

 

■自分で言っても逃げになる

この◯◯次第。自分で自分のことを言う人もいます。 

 

「結局は自分次第なんで」

 

そうなんです。その通りです。シンプルに考えてそうなんですよ。でもそれってうまくいってない理由を考えることを放棄していませんか?

 

結果が出ていない→結果が出ていないのは自分の責任→だから結局は自分次第、自分が頑張るかどうか、みたいな思考には何の解決策もありません。

 

なにが課題で、なぜその課題が起きていて、その課題をどう解決すればいいかということを頭から血が噴き出るほど考えた上で言ってほしい言葉です。一見自分で言うと凄くストイックに聞こえるのですが、どういう思考を経てきたのかによって全然違ってきます。

 

自分で発した、もしくは相手が発した言葉に敏感に反応して、深く考える習慣をつけなければなかなか意識レベルって上がりませんね。そして反応できない相手の意識レベルをあげることは更に難しい。

 

でもだからこそ、そこに対してチャレンジして売上が上がるようになって相手に喜んでほしいと思うのです。

 

かなりの偏見お許しを。