これ誰が興味あんねん!

情報の垂れ流しと知識だけの蓄積はもういらない。思考リハビリの開始です。 誰が興味あんねん!

教育とは共育であるべき

5月に入って18日が経ちました。ゴールデンウィークは天気もよく、遊ぶのに最適な気温で非常に充実しておりましたし、実際ゴールデンウィーク期間中世の中の「モノ・サービス」はよく売れたそうです。私の会社も明けの7日はとんでもない注文が来ておりました。この流れで早めに夏の気温になってもらって、季節商品を早めに売っていきたいところです。今日は教育の話です。

 

教育する側も育つ

昨年の3月に第一子が誕生して、今年の4月に新入社員が入りました。今まで自分のことだけ考えていればよかった毎日が、2人のことを考える毎日に変わりました。ここにおける考えるという言葉は、どう教育したらいいか悩むに置き換わります。自分自身色々な人間の影響を受けて育ってきていますが、反面教師で自分で考えて成長するよりも、ニュアンス難しいですが、、狙いを持って教えてもらって自分の中で腹落ちして成長する方が成長する速度が速いです。自分の考え方をしっかりして、なおかつそれを行動に移していて、結果が伴っていないと「この人から学ぼう」という意欲はなくなるかと思われます。教育される側もそうですが、教育する側も育つとはまさにこのことだと思いました。

 「共育」

この2ヶ月で自分が育ったなと思ったのは「本質を理解する深さ」です。子供はまだまだこれからですが、社会人の教育は本質を深くまで理解しないと本当に教えられません。なぜならば新入社員の聞きたいことはすなわち「本質」であることが多いからです。何も知らない無垢な子供が「何で子供って産まれるん?」と質問してくることに近しい部分があります。笑。

数字に例えると、自分は100あることを50しか理解せずに突っ走っていくタイプなので、本質を理解することが苦手です。自分一人で行動していた時はそれで何とかなりましたし、それはそれで「自分」と納得させて日々行動してきましたが、新入社員が聞きたいのは残りの50の本質的な部分なのです。考えたことないこととは言え、聞かれて「わからない」と答えるほどプライドがないわけではありません。笑。知っていることは答えますし、知らないことは調べて後で答えます。でもその答えだけでは100にはならず50どまりなんですね。残りの50はなんなのか。それは「なぜその答えなのか?」「なぜそうなったのか」などの「Why?」付きの答えを言ってあげることが残りの50になります。そこまで理解して初めて本質にたどり着くのだと思います。本質=課題にもなりますし、本質=課題の改善策にもつながります。それを教えてあげることで新入社員側はわからないことを理解しやすくなりますし、教える側も「Why?」付きの答えを考えることで残りの50が埋まり本質の理解が深まります。偶然にもうちの嫁が「子供と共に育ちたい」ということで今年のテーマを「共育」にしていましたが、まさしく「教育」とは「共育」であるべきだなと思っています。